ユナイテッド航空の787で東京に到着した瞬間から、Meet Kevinの旅は始まった。
だが、そこから見えてきた日本の姿は、彼にとって意外なものだった。
東京は清潔、だが商業化の街
東京は驚くほど清潔で整然としていた。
ゴミはなく、交通機関は正確、どこでもタッチ決済が使える。
Uberは安く快適で、アメリカ以上に生活のUXが高いと感じた。
しかし同時に、中心部は高級ブランドが立ち並び、まるでビバリーヒルズのように商業化されていた。
Kevinは「便利だが、日本の本質ではない」と違和感を覚えた。
本当の感動は郊外にあった
旅の終盤に訪れた富士山エリアや小さな町こそが、日本の魅力を体感できた瞬間だった。
巨大な桃やりんごの直売所、寺社、自然の洞窟。
そこには東京では味わえない素朴さと生活の温度があった。Kevinは「もっと早く東京を出るべきだった」と後悔を口にした。
メタグラスが変えた「旅の記録」
今回の旅を特別にした最大の要素は、Metaのスマートグラスだった。※日本未発売&AI機能利用不可😒
氷の洞窟を降りるとき、子どもとアスレチックを渡るとき、ディズニーで歓声を上げるとき。
両手がふさがっていてもボタンひとつで“自分の目線”を残せる。
スマホ撮影では「取り出す→解除→カメラ起動」と数秒のロスが生じ、笑顔を逃すことも多い。
だが、グラスなら構えなくても残せる。
低照度の弱さや録画制限といった欠点より、「摩擦ゼロの記録体験」が圧倒的な価値を生んだ。
東京ディズニーは“時間を買う”発想で
家族全員が大満足だったのは東京ディズニー。
Kevinが強調したのは「投資家らしい攻略法」だ。
- 無料のプライオリティパスは開園直後に確保
- 有料のプレミアアクセスを組み合わせて待ち時間を大幅削減
「時間をお金で買うのは合理的な投資だ」とKevinは断言する。
支払いと移動、日本のUXの高さ
タッチ決済は自販機からレストランまで網羅的に使え、Uberは清潔で安価。
現金を使ったのは氷の洞窟とディズニーの一部乗り物のみ。100ドル程度を持っていれば十分だった。
Kevinは「日本のキャッシュレスUXはアメリカを超えている」と語る。
投資家としての洞察
旅行を終えたKevinは、スマートグラスを「次の大衆家電」と位置づけた。
- 家族や旅行の瞬間を摩擦なく残せる需要は巨大
- Metaに限らずAppleやMicrosoftも必ず参入
- 短期的には軽量HUD+カメラが主流
- 周辺アクセサリや自動編集アプリに収益機会が広がる
「スマホに続く標準装備になる」と彼は確信している。
まとめ
Kevinが日本から持ち帰った教訓は二つ。
- 東京は入口に過ぎず、真の魅力は郊外にある
- 家族の思い出は“構えない記録”によって残せる
日本旅行は家族との時間であると同時に、未来のテクノロジー市場を確信するきっかけでもあった。